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2.就職まで

■家業
 私の家は建築関係の仕事をしていました。といっても職人を数人使っていただけで、有限会社でもなく、小さな商売でした。
 でも親戚などの集まりがあると、叔父さんから「将来は何になるの?」と聞かれると、無条件に「お父さんの仕事を継ぐの」と答えていました。多分誰かに教わったのでしょうね。

■手伝い
 将来の道は決まっていたので、猛勉強するわけもありませんでした。
 父は小学校卒(尋常小学校ですが)ので、自分も義務教育だけで働くつもりでいました。
 夏休みなどは、父の手伝いをして、何度か現場にも行きました。

■中学3年
 卒業が近くなると、進路指導があります。
 卒業したらすぐに働くつもりでいたのですが、母に「これからは高校ぐらいは出ていないと大変だから高校は行きなさい」と言われ、しぶしぶ高校に進むことにしました。
 でも仕事に関係ある科に進むことも考えましたが、好きだった電気関係に進むことにしました。

■高校3年
 これでやっと家の仕事が出来ると安心していた矢先、「この業界は仕事が無くなってきているから就職しなさい」と、再び進路が変わってしまいました。

■就職活動
 私の就職の時期は、就職が減り始めていた時期ですが、工業高校のため卒業生の3倍くらいに求人が来ていました。でも、どこにしていいか全く分かりませんでした。
 伯父のコネがあったので、公務員(当時の電電公社)にしました。
 面接までいけばコネでどうにかなりそうでしたが、学科試験は普通科の学生と一緒の試験のためかなりハンデがあります。勉強が不得意の私は、見事に落ちました。
 そのことで、自信喪失になり、学科試験の無い会社を探しました。
 それが○○○○○研究所という機械メーカーの子会社です。
 研究所の名前に引かれて、会社訪問に行きました。
 いろいろお話したのですが、それが面接だったようです。
 その時は「あとで連絡します」とのことで、翌日に学校へ内定の連絡が入ったようです。他の会社を受ける気力も無く、そのままその会社に決めました。


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