サーチエンジン等から、このページを訪れた方へ

希望するページがない場合は、下のある[Back]ボタンで一覧に戻って探してみてください。


16.三十歳定年説

私が高校を卒業することの話です。いまから25年ほど前です。
その頃、コンピュータといえば大型コンピュータ(汎用コンピュータと言われていました)、とミニコン(中型コンピュータとでも言い分類でしょうね)がほとんどでした。
現在のパソコンにあたるコンピュータは、外国製のものが数種類ありましたが、高価でした。
卒業が近くなり就職する業種をいろいろ調べていくと、コンピュータに関しては、ハードウェアとソフトウェアに分類されていましたが、ソフトウェア業を代表するプログラマという職業は30歳が限界という「30歳定年説」ということが言われていました。
男の仕事ですから30歳で、他の仕事を覚えるなんて出来ないですから、就職先はソフトウェアを避けて探していました。

実際に就職すると、ソフトウェアもかかわる仕事となり、ソフトハウスの方とも知り合いになりました。
その方も、30歳までにはプログラマではなく、システム設計を行う、システムエンジニアになった方が良いとの事を言っていました。

その後、数社、転職し、フリーランスになった時の仲間には、30歳を余裕で超えている方が数人いました。辞めていく方もいましたが、まだ現役で働いている方もおり、この説が全てに当てはまるわけでないことが分かりました。

40歳を過ぎた現在でも、まだプログラムを作っていますが、若い人には負けないようにがんばっています。

(2008/1/28)


前へ
次へ




トップへ
戻る