| 私が高校を卒業することの話です。いまから25年ほど前です。 その頃、コンピュータといえば大型コンピュータ(汎用コンピュータと言われていました)、とミニコン(中型コンピュータとでも言い分類でしょうね)がほとんどでした。 現在のパソコンにあたるコンピュータは、外国製のものが数種類ありましたが、高価でした。 卒業が近くなり就職する業種をいろいろ調べていくと、コンピュータに関しては、ハードウェアとソフトウェアに分類されていましたが、ソフトウェア業を代表するプログラマという職業は30歳が限界という「30歳定年説」ということが言われていました。 男の仕事ですから30歳で、他の仕事を覚えるなんて出来ないですから、就職先はソフトウェアを避けて探していました。
実際に就職すると、ソフトウェアもかかわる仕事となり、ソフトハウスの方とも知り合いになりました。 その方も、30歳までにはプログラマではなく、システム設計を行う、システムエンジニアになった方が良いとの事を言っていました。
その後、数社、転職し、フリーランスになった時の仲間には、30歳を余裕で超えている方が数人いました。辞めていく方もいましたが、まだ現役で働いている方もおり、この説が全てに当てはまるわけでないことが分かりました。
40歳を過ぎた現在でも、まだプログラムを作っていますが、若い人には負けないようにがんばっています。
(2008/1/28) |
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